須堂さくら 作
好きで好きでどうしようもないという想いを、一体どうやって伝えたら良いのか。
「若菜さん」
「はい?」
「好きですよ。とっても好きです」
「そうですね」
さらりと流されるのは、まぁ、いつものことなのだけど。
彼女がこうなのはずっとずっと変わらない事なのだけど。
…じゃあ、それじゃあ。
「愛してます」
「…………」
あ、ほんの少しだけ、赤くなった。
2005/03/27 公開
え?お題に合ってないって?
気のせい気のせい。