須堂さくら 作
跳ねるような鼓動を、貴女は知っていますか。
痛いほどに貴女を求めるのを知っていますか。
「…知らないんでしょうねぇ」
「…何ですか、突然」
「いいえ。まぁ、色々と」
僕がそう言えば、彼女はほんの少しむっとした様に黙り込む。
…新しい、
貴女を知るたび、想いは強くなるんです。
だって何もかもが愛しいから。
「…やっぱり、苦しいんでしょうね」
「え…?」
振り返った彼女の、
笑顔に、
ドキリとした。
2005/02/11 公開
めったにやらない手法を試す。
撃沈する。
まぁ、裏だからよし(←よくない)